待っていられない人のプッシュ

以前、アメリカで知り合ったmhさんのブログに、トラックバックとは結局何か、という議論があった。(もちろん引用先を明示した上で)勝手に引用すればいいところを、わざわざ当該ブログに対してトラックバックを送信するのは、著作権に配慮しているというよりむしろ、書いたことを見て欲しいということなんだろうと結論していた。庶民の「見て欲しい欲求」は意外と高いのだ。
最近、昨年のSIGGRAPHで知り合ったある方から、Bccメールが送られてくる。知り合いからのメールなので、迷惑メールフィルターにはかからない。(当然だ。) なんとこれがブログの抜粋なのである。メール冒頭に「blogの抜粋です。ご参考までに・・・。」と書かれている。書いて掲示するだけでは飽き足らず、メールで送りつけてくるのか・・・。これは相当高い「欲求」だ。舌を巻く。だが、同時に反応コメントがなくて寂しいのかな?と心配にもなる。
ブログをなぜ書くかと言うと、僕の場合は自分の備忘録、日記で、パソコンなくしても残っている便利なもの。
ただそれだけのつもりだったので、実名で実際のこといろいろ書いていたら、会社の人に見つかって、ちょっと気まずい思いもした。公開しているなら、見られてもいいものを置け。そりゃそうです。でも公開してないところに書いたら、パスワード忘れそうで、そのパスワードを書いておくブログが必要だ。ちゃんちゃん。