彼の世界

上の子が賢くてムカつく。
かわいいのはどんなに手間がかかって足手まといで迷惑をかけても、殺されないための最低限の資質であって、人間性の本質ではない。
他人と交わした何気ない会話の内容を後で確認されて気付く、その理解度の高さはいつも想像以上。親は常に子の能力を過小評価しがちだ。
彼には既に立派な自意識論理倫理観世界観がある。
怒りは素直に伝えるしかない。抑えていてはストレスがたまりすぎる。しかしウチの子は抑え込んでも決して妥協せず反論し続けるので、こちらも戦っていてはキリがない。子がなぜワザといたずらするのか、など少し子の立場、目線で考えてみることが必要だし、そのほうが疲れないんじゃないかな。