豆乳はダイエットコークか?

アメリカで広く知られているThe Four Food Groupは、肉魚類、乳製品、野菜・果物、穀物だが、最近これを変えようという動きがある。野菜、果物、穀物、豆類だそうだ。理由は、更年期以降の女性を調べたら乳製品を多く摂っても摂らなくても骨粗鬆症の発症率には影響が無かった。タンパク質を摂りすぎるとカルシウムが奪われるし、コレストロールの増加で、心臓病ばかりか乳がんの発生率も上がる。ということで、肉魚類と乳製品は「食いたきゃ食えば?」という地位に落ちている。
ダイエットコークを嘲笑する日本人は多い。ダイエットしたいならコークそのものを飲まなければいいのであって、「ダイエットに役立つ製品」ではないのだが、そういう誤解が一般化したようなアホなアメリカ人の印象も与えてくれているところが面白い。全世界の炭酸飲料の1/3を消費するアメリカ国民にとっては飲まないことはできないからこそ、ダイエットの意味がある。彼らには欠かせない飲み物なのである。日本人は炭酸苦手な人結構いますよね。そういえば、アメリカ人には下戸の存在も理解できないらしいです。
健康にいいと言われる豆乳。スタバもSoy Milkを選択すれば50セントアップ。しかしこれが牛乳をあきらめられない人の次善のモノなのか、それとも本当にそれだけで健康にいいのか。そういうことを教えてくれるメディアは少ない。