それこそ無知である

ウチの社の製品に文句を言っている取引先社員のblogが発見され始末書問題に。

このblogは単なる個人的なメモなんです。リンクもないし、URLも宣伝していない。
とはいえ、検索に引っかかることぐらい知っているだろうから、公開しているつもりはなかったというのは、無知を利用した罪逃れであり、それで許されるということはない。

悪意を感じる文章を書いたことと、人の目の届くところに置いたことは、わけて考えてみる。

悪意を感じる文章を書いたことそのものは、飲み屋で同僚どうし、管を巻くこと。上司の悪弊を妻に愚痴ること。と変わりなく、程度とTPOである。自分しか鍵を開けられないハコの中に忍ばせた日記帳になら、何を書いたって問題ない。しかし、これからも一緒に仕事をしていきたい、気持ちのいい仲間であるかどうかは別として。

それを人の目の届くところに置いたことは、深い悪意がある。
しかしそれが、総じてblogはいかん、という論調になったら、それこそ無知だと、私は言いたい。

マイミクが気心の知れた数人だけ。その人たちしか読めない日記ならやはり問題がなく、同じ形式でも、いくつもサークルを運営していてたくさんの人が読める状態でやれば、問題とはなる。