長男が翼、二男が岬。

キャプテン翼はそんなに読んだことないんだけどね…。
なんとなく親類縁者み〜んな、オトコは漢字一文字、音3文字っていう、ユルいしばりがあって。別に守らなくてもいいんだけど。それであと、ボクが形容詞が嫌いで、名詞がいいな、と。広いとか高いとかマジメとか大らかとか、こうあれ、と、そういうの規定できるほど自信ないなって思って。あと読み間違いにくいのがいいなと。超当て字で、僕たちだけの秘密の読み方っていうのもいいんだろうけど、なんか説明がいちいちめんどくさいだろうな、って思って。それで翼ってのを思いついたときあとは、どれを持ってきてもこれ以上のものはないなって思ったね。大きく羽ばたいて欲しい。人は飛べませんからね。絶対抽象的な意味なワケ。羽とは異なるって漢字も理屈っぽくてなかなか。ただこのときね、ボクの音(ツカサ)と近すぎるな、と頭をよぎりました。「ダブルキッチン」だか「スウィート・ホーム」だかで山口智子が「つばさっ!」て叱ると、ボクもびくっとなってたぐらいですからね。でも翼はあまりにもよかったんで、親には泣いてもらった。泣いてないけど。今となっては、まあ完全に混同します。仕方ない。音よりも、呼んだときにどっち向いてるか、あと呼び方にこめられている愛情の具合で判断です。
二人目はですね、一人目が空関係だから、次は海関係にしようと思って、岬になりました。そういえばボクは地形の先端が好きで、よく旅の目的地に選んでたし。でもこのときもね、姪に美郷(みさと)ってのがいて、近いなぁ、と思ったんだけど、岬があまりにも良かったんで、親には泣いてもらいました。泣いてないけど。まあでもこっちは不思議と混同しない。性別が違うからかな。
でも岬にするとき、「これで完璧にキャプテン翼だって言われるな。そんなに好きなのか、と。そのたびに『岬は太郎だけど。』って返したりするんだろうな。」とは思いました。まあ大好きでもないけど、嫌いなマンガってワケでもないからいいや。
だから3人目が生まれても小次郎とか源三とか、いややっぱり南葛で揃えたいから、石崎くんの了とか森崎くんの有三とかは、、、ということにはならないんだよ。
ちなみにアメリカ人は「つ」って発音するのとても苦手みたいですね。僕の名前もなかなか普通には呼んでくれませんでした。よくナオミとかリンゴとかジョージとか、外国でもそのまま使える名前もいいなって気もするけど、一方、意味が伝えやすいのもなかなかいいんじゃないかな、と思わない?