高速の出口

旅先、初めて降りた高速の出口で、二股に分かれている道を選び損なうことないですか?

高速は遠出することに使うわけで、その場所だけでなく、その付近の地名にも親近感がないことが多いのに、フタマタのそれぞれの方角を説明しているのは地名だからである。神奈川の人間にとって、前橋や高崎、熊谷がどこら辺かはギリギリわかったとしても、さすがに太田や佐野や桐生との位置関係はわからん。
事前にカーナビや地図で見れば、目的地が、高速をおりたあと何号線をどちらの方角に走ればいいかはわかっているのだが、そうは説明してくれない。周辺地域の地名までアタマにはいっていないと、ぱっとは選べない気がする。

しかも高速の出口はインターチェンジみたいにぐる〜んと回ったりすることがあるので、左に分かれていても、結果として左に行けるかどうかはわからない。

高速の出口案内にスペシャルな画像とアナウンスを出し切ってほっとしたのもつかの間、ぐるぐる回って、ちょっとアンダーパスもあったりして、現在地の捕捉にふらふらしているうちに料金所の屋根の下に入ったカーナビは、料金を支払った後、フタマタまでの短い距離では答えを出してくれないことが多い。カーナビ最大の弱点だと思うのだが、最近は改善されているのかしら?

全ての国道や県道に、上下、東西、南北、内外などの方向を表す単語を! そして、案内板はそれを活用してほしい。「佐野」ではなく「東行き」と言ってくれれば、旅人にもわかるのだ。