生放送のキラー

スーパーボウルは東の2チームがフロリダで対決となれば、西の関心は薄い。時差の中に生き、思考はローカルになっていく。中西部に大政治家が出そうな気がする。あきらかに自分たちは中心ではないので、全体を考えるだろうから。
北朝鮮戦は今夜の深夜2時から。録画して見ることもできるが、気が進まない。なんといってもスポーツは生で見なければ価値が半減するコンテンツである。
ナイトショウは同じ枠で再放送だったり、新作だったりするが、時事ネタを話しているのである。新作なら生で見たい。バラエティやニュースマガジンもこの類いだろう。
ドラマはP2Pで交換。字幕も作るヤツがいる。生で見たい価値なんてあまりない。でも24は月曜9時にテレビの前に正座する。The West Wingは録画でいい。じっくり見たいから。コレクションしたくなるのもドラマだ。
リアリティショウも作品化している。でもDVDセット買うヤツってどんなヤツだろう。シーズン・フィナーレが生だったら生で見たいかも。コメディショウもこの類いかな。
ニュース/天気はもちろんインターネットでいい。

Tivoで良いもの、と、生で見たいもの、の差は何か。そんな理論がどこかにあるのだろうか。

日本でもTivo/すご録(コクーンインパクトはあった。MicrosoftがMedia Centerを引っさげてやってくる。CM飛ばしが・・・、時差視聴がなどと話題にはなったが、何が生で人気があり、何が録画で見られるのか、真剣に考えて対策を作ったか。生にシフトしている日テレとテレ朝は放送のままだが、TBSのようなコレクション向け作品で生でなくても良いコンテンツを作るなら、デジタル世界の動向は生命線である。昨年のスーパーボウルのハーフタイムショウの視聴率を繰り返し視聴を含めて358%とはじき出したTivoが集める記録を見れば、それがわかるような気がする。